先に結論から書いておく。

作業はきつかったが、デスマーチではなかった。

反省点

良かったっぽいところ

  • マネージャはエンジニアの見積の3倍を客に提示した。そしてそれでちょうど良かった。
  • チーフプログラマはかなり我儘だったが、マネージャは決して彼の意見を否定することはなかった。(マネージャの意見を通すときはプログラマの意見を「拡張する」形をとった)
  • ログ分析機能などは「ダウンロードしてExcelでやったほうがいいよ」でばっさり。
  • 可変要素をとにかく無くす。 可変の要素は上限を設ける。(テストがすごく楽になった)
  • ペアプロはやはり良い。 ソースコードの品質のそろい方は半端じゃない。
  • S2Daoがすごく良かった。 私が新人だった頃SQLはViewであると教えられたが、初めてその意味が分かった。
  • モックアップで客と話をする。 仕様書ではなくマニュアルで打合せをする。

印象に残ったところ

  • プロジェクト中に「嘘」が無かった。 意図的に言わない場合はあっても、異なる情報が伝わる事は無かった。
  • 会議(フェーズ移行判定会議など)の権威が最後まで失われなかった。 新人が作ったグダグダのテストプロセスでさえメンバーはその権威を尊重した。


他にも色々あったと思うが4年ほど前のことなのでこれくらいが精一杯っぽい。